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お知らせ

本日の午前中のWeb予約枠について(7月12日 土曜日)  [2025.07.12更新]

本日の午前中のWeb予約枠は大変混雑しておりますが、発熱を来している方、胃腸の調子の悪い方、外傷の方、状態の悪い方などに対しては予約が入っている時間帯でも随時診察させて頂きますので、お電話にてお問い合わせください。症状に応じてできるだけ早く対応させていただきます。

妊娠後期の成人用3種混合 T-dapワクチン(Boostrix)とRSワクチン(アブリスボ)接種について  [2025.05.12更新]
成人用3種混合 T-dap(破傷⾵(Tetanus)、ジフテリア(diphtheria)、百⽇咳(acellular pertussis))ワクチン

百日咳の感染拡大が連日報道されています。百日咳の生後6か月未満の赤ちゃんへの感染は重篤化を招きやすく、危険とされています。当クリニックでは妊活中の方や妊娠27-36週の方には百日咳ワクチン接種をお勧めしています。当院で取り扱いのある成人用三種混合 T-dap(破傷⾵(Tetanus)、ジフテリア(diphtheria)、百⽇咳(acellular pertussis)) ワクチン(Boostrix GSK)は副作用が少なく、海外では普通に接種が行われているワクチンであり、日本で承認されている三種混合DPTワクチン(トリビック)より成人への投与の安全性が証明されています。特に、妊婦や妊活中の方、成人への接種のデータは豊富にあります。当院ではT-dap ワクチンは輸入ワクチン接種を以前から行っております。妊活中の方や妊娠27-36週の方、またそのパートナーの方に十分説明し、ご納得いただいた上で接種をお勧めしています。接種の際にはT-dapワクチンは輸入ワクチンであるため、副作用が出現した際の救済制度についても丁寧にご説明させて頂きます。なお、日本で承認されているDPTワクチン(トリビック)に関してもご希望があれば種可能です。

 

RSワクチン

RSウイルス感染症は乳幼児期における最も頻度の高い呼吸器感染症です。このウイルスによる感染症は生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が初感染を受けますが、そのうち30~40%が下気道炎に至り、1~3%が重症化し入院加療を要するとされる厄介な病気です。このRSウイルスに対するワクチンをお母さんが妊娠中に接種すると、胎盤を経由して胎児に抗体を送ることが可能となります。これにより、生まれた赤ちゃんでRSウイルス感染症が重症化するリスクを、生後3カ月以内で82%、生後半年以内で69%も下げることができると報告されています。妊娠24-36週の妊婦の方が接種の対象となります。副反応についても、接種部位の痛みや頭痛、筋肉痛など一般的なものがほとんどであり、大きな心配はありません。当クリニックではアブリスボ(ファイザー)というRSワクチン(妊婦用)を接種することが可能です。

 

 

百日咳について  [2025.04.28更新]

百日咳ワクチンについて

百日咳の感染拡大が懸念されています。百日咳は、「百日咳菌」という細菌を吸い込むことによって発症する呼吸器感染症で、全数が把握されている五類感染症です。年間約1万人が感染しています。インバウンドの影響で兼ねてから海外からのツーリストが多く、このゴールデンウイークで人の混雑が激化すると百日咳の患者さんが増加する可能性があります。沖縄県、新潟県、福岡県などでは百日咳はすでに流行しており、2025年1月~3月までの感染者数は2024年1年間の患者数をすでに上回っています。お子さんや妊婦の方(特に27週から36週推奨)やパートナーの方にはワクチン接種が罹患予防となります。現状では、国産ワクチンである3種混合ワクチン(トリビック)の接種ならびにT-dap (破傷⾵(Tetanus)、ジフテリア(diphtheria)、百⽇咳(acellular pertussis))ワクチン(Boostrix GSK)接種が行われていますが、前者は元々小児用として設計されたため成人に接種した場合は一般的に副反応が強く出現します。世界的にはT-dap ワクチンの方が推奨され、副反応は殆どないと言われています。当クリニックでの経験でも副反応を呈した方は認められてはいません。当クリニックではT-dapワクチンを常備しております。T-dapワクチン接種のご希望の方はお電話にてお問い合わせください。なお、ワクチン接種費用も低価格で提供しています。

百日咳の予防接種は、特に以下のような人に勧められます。
  • 妊婦やその家族、育児に関わる人(乳児への感染防止)
  • 医療従事者、介護職、保育士、教員など(集団感染の防止)
  • 最後の接種から10年以上経っている人(免疫が切れている可能性)

 

百日咳の診断と治療

発症から4週間以内であれば、百日咳の診断は、菌培養、血清学的検査、遺伝子検査などがあります。当クリニックでは鼻腔粘膜のぬぐい液を取り、DNAを増幅させる方法である核酸検出法(LAMP(loop-mediated isothermal amplification)法)をおこなっています。この方法は感度・特異性の高い検査法で、早期診断に有用な検査と言われています。検査結果が出るまでは2日から4日間かかります。検査費用は保険診療で3割負担で1700円程度です。

治療は、抗生剤マクロライド系(アジスロマイシン、クラリスロマイシン、エリスロマイシン)の治療が必要です。自然軽快してしまう場合もありますが、抗生剤を使用した方が感染拡大を防げると言われております。

黄砂 について  [2025.04.20更新]

黄砂とは中国を中心とした東アジア内陸部からの砂漠の砂が、強風に巻き上げられ、地上に降り注ぐ気象現象です。黄砂の主成分は二酸化ケイ素ですが、運ばれる途中で微生物の死骸やちりを付着した状態となります。日本では偏西風が強くなる春(3月~5月)に黄砂の量が多くなります。 黄砂の大きさはスギ花粉より小さく、PM2.5より大きいとされています。

   
   スギ花粉の大きさ:2530μm
   黄砂:4μm
   PM2.52.5μm
   細菌:1μm
   ウイルス:0.1μm

 

黄砂は花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の悪化要因

砂飛来時期と花粉が飛散する時期が重なるため、花粉症の症状が悪化したり、花粉症にかかっていない人が突然発症することがあります。黄砂に含まれている微生物などが原因でアレルギーが悪化するとも言われています。また、黄砂にはダニの死骸やほこりが付着しているためダニアレルギーのある方にも悪影響を及ぼす可能性もあります。なお、この時期にはアトピー性皮膚炎が悪くなることがあります。

 

喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を有する患者さんにも悪影響

黄砂の粒子には大気汚染物質や細菌・真菌などが付着しているため、これらが喘息症状悪化の原因の1つであると考えられています。また、喘息患者は黄砂飛来時期に呼吸器症状が悪化し、約10~20%で咳や痰が増加します。COPDも喘息同様に、気管支に元々炎症が遷延しているため黄砂が炎症を増悪させるため注意を要します。

 

黄砂への対策

 

  • 黄砂情報 https://weathernews.jp/s/kosa/radar.htmlを把握し、黄砂の多い日は外出を控える
  • 超微粒子の侵入を防げるマスクや眼鏡を使用する
  • 洗濯物にも付着するので、屋内に干す

当クリニックには、感染症罹患後、気管支喘息、花粉症、副鼻腔炎などが原因となる長引く咳で困っている方が多く来院しています。長引く咳や花粉症などでお悩みの方はお気軽に電話でお問い合わせください。

お知らせ  [2025.04.11更新]

本年4月1日から三宿小学校の学校医を担当させて頂くことになりました。近隣の国立音楽院の校医も兼務しており、開業して1年6か月ですが新たに地域に貢献したく思っております。なお、ワクチン接種や健康診断(雇用時健診含む)などの予防医学の実践と小児から高齢者までの幅広い診療は当クリニックのモットーであります。今後も地域に根付いた医療を提供できるようスタッフ一同努力して参ります。

スギ・ヒノキ花粉症でお困りの方へ  [2025.04.09更新]

今年は昨年よりもスギ・ヒノキ花粉症が原因で鼻水、鼻づまり、後鼻漏(鼻汁の喉への垂れ込み)、くしゃみ、目のかゆみ、喉の不調、頭痛などでお困りの方が多いかと思います。4月9日は天気も良く、気温も上がり、特にヒノキの花粉の飛散は多くなっています。明日から天気は下り坂になりますが、その後はヒノキの花粉の飛散が多くなることが予想されます。また、この時期に飛来する黄砂やPM2.5は花粉症の悪化に拍車をかけます。黄砂やPM2.5の飛来情報に留意しながら、予防策(黄砂・PM2.5対策用マスクの着用など)をとることが必要です。花粉症の症状でお困りの方や従来の内服薬や点鼻・点眼薬で効果がでていない方は当クリニックにお気軽にお電話いただければと思います。丁寧な問診と診察をさせて頂き、個々の患者さんに応じた治療(抗体注射治療や免疫療法など)をご提案させて頂きます。

 

帯状疱疹ワクチン予防接種についてのお知らせ  [2025.04.02更新]

帯状疱疹ワクチン予防接種についてのお知らせです。本年度から65歳以上の方には5年間の経過措置がとられることになりました。具体的には65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方、本年度のみ101歳以上の方全員に対して自己負担額 不活化ワクチン1回10,000円定額(計2回)、生ワクチン1回4,000円定額(計1回)で接種可能となりました。定期接種の対象者には6月下旬までに予診票が送付されます。なお、実施期間は令和7年4月1日~令和8年3月31日となります。

また、50歳から64歳の方と帯状疱疹の発症リスクの高い18歳から49歳の方で世田谷区民に対しては任意予防接種として助成金額が不活化ワクチン1回につき11,000円(計2回)、11,000円(計2回)で接種が可能となります。実際には助成金制度を利用することにより当クリニックでは不活化ワクチンは1回につき11,000円(計2回)で接種が可能となります。、予防接種費用助成券は当クリニックに設置してあり、対象の方はいつでも接種可能です。なお、実施期間は令和7年4月1日~令和8年3月31日となります.

 

当クリニックではワクチンの有効性の観点から事本的に不活化ワクチンであるシングリックスの接種をお勧めしています。2023年10月以来、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を接種された方は40例以上にのぼりますが、重篤な副作用はなく、安全に接種を行っております。なお、不活化ワクチンであるシングリックスは常備しており、患者さんのご都合に合わせていつでも接種が可能です。WEB予約またはお電話にてご予約を承ります。

 

子宮頸がんワクチンのキャッチアップ世代(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性)への経過措置について  [2025.03.25更新]

平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方を対象にしてワクチンの接種の機会が設けられました。しかしながら、2024年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃいます。そのため、2022年4月から2025年3月末までに1回HPVワクチンを接種した方に対して、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。当クリニックは子宮頸がんワクチン接種を積極的に行い、すでに約40名超の方に接種を安全に行っています。子宮頸がんワクチン(ガーダシル、シルガード9)は常備しており、対象の方のご都合に合わせていつでも接種が可能であり、接種はすべて医師が丁寧かつ慎重に行います。2025年3月31日までに1回接種いただく事が来年度の経過措置対象となりますのでお早目に接種をお受けください。なお、ご予約は確認事項があるため必ず直接お電話でよろしくお願い致します。。

3月下旬から4月上旬はスギ花粉の飛散が本格化します。症状の辛い方や従来の治療で効果が得られていない方は当クリニックへの受診をお勧めします。  [2025.03.02更新]

3月下旬~4月上旬にかけてはスギ花粉の飛散が本格します。この時期は気温が上がると花粉が大量飛散する恐れがあります。当クリニックではスギ花粉症に対して丁寧に説明し、症状にあった治療を実践しています。従来の抗ヒスタミン薬や点鼻・点眼薬でも効果が十分得られていない方にはアレルギー注射治療(ゾレア:抗IgE抗体療法,ヒスタグロビン,ノイロトロピンの注射)を行っています。花粉症による鼻汁過多・鼻閉(鼻づまり)・目の痒み・ノドのイガイガ・咽頭通・咳・頭重などの諸症状は仕事や勉学の際の集中力の低下や睡眠障害を引き起こします。特に気管支喘息を有している方は鼻症状により呼吸器症状の悪化もきたしやすく、注意が必要です。症状を軽減されたい方や諸症状でお困りの方はお気軽にお電話でお問い合わせください。

2025年の花粉飛散数の傾向と花粉症への治療薬開始の時期について  [2025.01.19更新]

スギやヒノキの花粉飛散量は2〜4月がピークとなります今年の花粉の飛散数は全国的には、ほとんどの地域で要注意レベル(2,000個/cm2以上:花粉に対して十分な注意が必要な量)を超えると予測されています。2025年のスギ花粉の飛散開始はほぼ例年並みになる見込みであり、花粉症を有している方には本格的に花粉が飛び始める前の症状の軽いうちから治療薬(抗ヒスタミン薬)を内服するなどの早めの対策が重要となります。昨年当クリニックで花粉症の治療を受けた方や毎年花粉症でお悩みの方は、早めの受診をお勧め致します。当クリニックでは必要に応じて鼻鏡や喉頭鏡による鼻腔内の観察を行い、患者さんの症状に応じた抗ヒスタミン薬の選択、抗体療法(オマリズマブ:12歳以上)、レーザー治療、点鼻・点眼薬の処方(特に点鼻の仕方やタイミング)、鼻洗浄のやり方などを丁寧に説明させて頂きます。

 

当院の特徴


  1. プライマリーケア医として
    幅広い診療に対応
    (小児∼高齢者まで)
    しております

  2. 呼吸器科医による
    呼吸器疾患の治療
    (長引く咳への診断・治療)
    を強みにしております

  3. 痛みを取る治療
    (膝・腰・頸部痛
    など整形外科疾患)
    もおこなっております
  4. 予防医学(ワクチン接種や
    健診・がん検診)に
    力をいれています

診療時間

診療時間
9:00~13:00
15:00~18:00
【受付時間】午前 9:00~13:00/午後 15:00~18:00

休診日 水曜、日曜、祝日

アクセス

1540001
東京都世田谷区池尻3-28-1

  • 池尻大橋駅徒歩8分
  • 三軒茶屋駅徒歩11分
  • 西太子堂駅徒歩18分
  • 三宿バス停徒歩2分

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